2016年10月23日日曜日

第4回「着想は眠らない展」作品紹介④


小林雅子 「物語は始まり、そして終わる」

指輪物語全6巻・色鉛筆

大好きな物語の世界を立体で表現しました。
本は言葉のつながりだが、
それを一つのシーンにまとめて
一瞬の時間にしています。



小島沙織 「2つの間」

木彫

2つの間に見える空間が言葉となります。
その距離、角度、また見る人、見る時間によっても
言葉は無限にうまれてくる。
わたしはその想像を楽しみたいと思った。
ぜひ、触れて、間を動かし
今の言葉をみてほしい。


タニガワマリコ 「透明なコトバ」
大きいサイズの部

キャンバス・アクリル・パルプ紙・メディウム・鉛筆

キャンバスに下塗りを何度か重ねていたら
ワラワラと当初描こうと思っていた絵より
興味深い形が湧いてきて
それを時計回り 90°に回転させ
惹かれるままに描きました。
湧いてきた絵は自己の探求のような絵になりました。
音楽や祈り、気 そのものも『コトバ』で
人に伝えたいという想いが込められています。
それらは発信する直前は透明で、
形のイメージは球体でなんとなく暖かい。
私の好きな『コトバ』のイメージですが。





河野千種「白白明けの朝露植物」(しらしらあけのあさつゆしょくぶつ)

技法/バーナーワーク・焼きつけ・サンドブラスト
素材/ホウケイ酸ガラス・プラチナ液

白々明けの、薄暗い早朝・・・。
まだ人間は寝ていてとても静か。
そんな中、朝露をまとった植物たちは
なんだかとても魅力的で
ついつい目を奪われる。
太陽が昇り、露が消えてしまうまでのつかの間
いつもは言葉を持たない植物たちの、
小さな声が聞こえるようだ。



Mizuki 「     」

クレパス・アクリル・MDF合板
額:桐板・ウッドバーニング

4つの抽象画にタイトルをつけてください。
画(ビジュアル)を"ことば"にするを
皆様に体験してもらうという少々参加型な作品です。

忘我亭注/観覧したみなさんに画から受けた印象を「コトバ」にしていただき、
まわりに貼っています。参加型ということで、これを含めて作品としました。
会期終了まで増えていく予定です。



辻本喜代美 Tujimoto Kiyomi   「彩(いろ)のコトバ」

万華鏡(磁器・ガラス・天然石)

小さな小窓を通し、彩(いろ)の世界と会話することができるアイテム。
そんな事を想い万華鏡を作りました。
それぞれ、花・紅葉・水と風をイメージした3本です。
磁器のボディから、中のシステムまですべて自作です。
美しいオブジェクトは天然石で構成してみました。

忘我亭注/左下の丸の中は、のぞいたシーンの一部です。


Yoko Hikasa   「ーWaー」

Calligraphy・Collage

平和・笑い・和解
輪ーそう、五輪もー
若人・ワンダフル・ワールド
ワード(ことば)とつながって

ー平和でありますようにー



笠原洵也 「22才」

アクリル絵の具・Photoshop

私が22才の時、周囲は就職活動の真っ最中でした。
その中で不安や誰かの言葉に左右され、目標がわからなくなり
もやもやとした気持ちでいつも生活していました。
その時の気持ちや 自分の周りにあふれていた言葉や心の姿を表現しました。


安田孝子 「人生はいつたのしいか」

墨・和紙

座右の銘です。
いつも自分に問いかけている言葉です。



小野寺みのり(13才) 「秋の収穫祭」

羊毛フェルト

動物たちがテーブルバにあつまって
お話している感じになりました。












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